~55年目の初公開~ 特集展示「大佛次郎の『パナマ事件』」

『パナマ事件』は1959年(昭和34)3月から「朝日ジャーナル」に掲載されました。それから、55年の時を経て、奇しくもパナマ運河開通100周年の今年、同誌編集者の故秋山(あきやま)節義(さだよし)氏の遺品から連載全27回分の生原稿および挿絵原稿等関連資料が発見され、大佛次郎記念館に寄贈されました。

大佛次郎記念館では、この貴重な資料をいち早く紹介するため、特集展示を開催します。

1913年9月のパナマ運河

1913年9月のパナマ運河

 

現在のパナマ運河

現在のパナマ運河

 

(1)展示概要

戦時中の言論統制と議会政治の危機のなかで、一度は執筆を断念した『パナマ事件』。フランス第三共和政という一見、遠く離れた西洋の歴史を描きながら、大佛の意識の中にあったのは常に日本の社会の在りようでした。構想から20年、満を持して『パナマ事件』を発表した作家の思いをたどります。

 

(2)展示内容(前期後期で展示替えを行います

  

大佛次郎の直筆原稿、風間(かざま)完(かん)氏による挿絵原画(前後期10点ずつ)、編集者秋山節義あて大佛の書簡(風間完氏を推薦する文面など)、パナマ事件の初版本、連載のあった「朝日ジャーナル」(1959年創刊号~9/13号)

  

風間完 挿絵原画 フランス下院議会の様子 (連載27回中の第21回目の挿絵)

風間完 挿絵原画
フランス下院議会の様子
(連載27回中の第21回目の挿絵)

 

『パナマ事件』初版本

『パナマ事件』初版本

 

パナマ事件原稿(全27回分)

パナマ事件原稿(全27回分)

(3)会期  

  平成26年8月26日(火)~12月25日(木)

   ※ 休館日:原則月曜(祝日の場合は翌火曜日) 9/15、10/13、11/3の月曜祝日は開館

   11/17-11/19は、テーマ展示の展示替えのため休館します

(4)開館時間
  8~9月 10:00~17:30(入館は17:00まで)  10~12月 10:00~17:00(入館は16:30まで)

(5)料金(入館料)
  こちらの料金で、テーマ展示「大佛次郎の子どもの文学」と収蔵品展も一緒にご覧いただけます。
  大人(高校生以上)200円(150円)、小・中学生100円(80円)
    ( )内は20人以上の団体料金
  ※毎月23日「市民の読書の日」と、第2第4土曜日、は高校生以下無料
  ※横浜市内在住の65歳以上の方は無料
 ※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料