5/27(土)大佛次郎研究会 第37回公開発表会
- 2023年03月15日:お知らせ, 講座・講演, イベント, 大佛次郎没後50周年記念事業, 記事移行用
2023年は、大佛次郎没後50年の年。
大佛次郎研究会では、2022年~2023年の2ヵ年にわたり「大佛次郎没後50年 大佛文学を継承する」をテーマに、
公開発表会を開催しています。
大佛次郎研究会第37回公開発表会
【開催日時】 2023年5月27日(土)14:00~16:30(予定) 開場13:30
【会場】 神奈川近代文学館ホール(横浜市中区山手町110 大佛次郎記念館から徒歩2分)
【入場】 先着200名様(資料代500円) 事前予約不要・当日会場へ直接お越しください。
【プログラム】
大佛次郎没後50年記念講演
「大佛次郎の時代小説に見る歴史観」 田中 優子 (たなか ゆうこ) 前法政大学総長
大佛次郎は、江戸時代初期を描いた『赤穂浪士』『由比正雪』、江戸時代後期を描いた『鞍馬天狗』『安政の大獄』、そして明治時代の横浜を描いた『霧笛』など多くの歴史小説を執筆している。そこには、それぞれの時代への視点と、近代に生きた作者自身の価値観が明確に表れている。そこに通っている価値観はどういうものなのかを、江戸時代や明治時代の実際の動きと照らし合わせながら、皆さんと共に考えてみたい。
講演 「大佛次郎賞の50年」 大上 朝美(おおうえ あさみ) 元朝日新聞記者
大佛次郎が1973年4月30日に亡くなると、朝日新聞社は同年10月1日、「大佛次郎賞」の創設を朝刊1面で告げた。小説のほか戯曲、評論、ノンフィクション、歴史記述、ルポルタージュなど、大佛次郎の幅広い業績に鑑み、「その形式のいかんを問わず、すぐれた文学作品に贈る」と掲げた。部門を分けるのではなく、同じ土俵で違うジャンルの著作を比べるというユニークな賞の、50年の歩みを振り返ってみる。
【主催】大佛次郎研究会
【共催】大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
【後援】神奈川近代文学館(公益財団法人神奈川文学振興会)
【お問合せ】大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
※プログラム内容に変更のある場合がございます。予めご了承ください。
※予定を変更する場合があるので、ご来場の前に大佛次郎記念館ホームページ等で最新の状況をご確認ください。