テーマ展示「大佛次郎 美術の楽しみ―大佛次郎記念館コレクションより」

テーマ展示「大佛次郎 美術の楽しみ―大佛次郎記念館コレクションより」

 

会期:2023年1月6日(金)~4月16日(日)

大佛次郎(1897~1973)が愛蔵していた美術品のうち、当館収蔵品の一部をご紹介するテーマ展示。

 

大佛次郎夫人と尾形光琳《竹梅図屏風》 1960年代

 

尾形光琳《竹梅図屏風》複製品※

※本展では複製資料を展示します。大佛家旧蔵の《竹梅図屏風》は重要文化財に指定され、東京国立博物館が所蔵。

(2023年1月2日~2月19日に東京国立博物館にて展示公開予定)

 

 

長谷川春子《笛を吹く男(笛吹き)》1929年

 

今泉俊次《横浜山手ニテ》1920年代

 

大佛は東京帝国大学在学中の1919年(大正8)、雑誌『中央美術』にフランス語から翻訳した記事「アマン=ジャンの芸術」を掲載するなど、早くから美術に高い関心を寄せていました。

1924年(大正13)以降、「鞍馬天狗」シリーズを新聞・雑誌に連載するようになって作家としての地位を確立すると、挿絵画家たちとの交友が生まれました。大佛は彼らの作品や、いつの頃からか古今の美術作品を手元に置くようになります。

酉子夫人(本名・野尻登里)が茶道をたしなんでいたこともあって、風炉先屏風や茶碗もコレクションしましたが、いずれの美術品も生活を楽しむために飾られ、使われていました。

本展では、美術品や画家たちと大佛次郎の関係性に焦点を当て、当館所蔵の美術品を展示します。

また、NPO法人 美術保存修復センター横浜の「絵画修復プロジェクト」によって、19世紀末から20世紀初めに活躍したフランスの画家ポール・ルヌアールの銅版画5点が蘇りました。第3章では作品展示と同時に「画家の思い継承を目指して-時を超えて伝える―絵画修復プロジェクト」をご紹介します。

 

【展示内容(予定)】

第1章「古きも新しきも」

*尾形光琳《竹梅図屏風》複製品

伝海北友松《布袋》 ~2/26

長谷川路可の日本画(第九回新興大和絵展出品作)1929年

    4期に分けて1点ずつ展示

      ①≪春苑≫1/6~1/29 

      ②≪虹≫1/31~2/26 

      ③ ≪時雨≫2/28~3/19

      ④ ≪浜風≫3/21~4/16

*佐多芳郎《琵琶法師》 1967年  (展示:2/28以降)

 

第2章「友情の跡かた」

*長谷川春子《笛を吹く男(笛吹き)》1929年

*長谷川春子《黒き巴里女》1931年

*今泉俊次《横浜山手にて》1920年代

*今泉俊次《る・すべにーる》

*塩見暉夫《大佛夫人像》1931年

*塩見暉夫《大森義太郎像》1940年

*有岡一郎《大佛次郎像》1934年 ☆サロンにて展示

*佐藤敬《婦人像(佐藤美子)》1946年

*後藤俊太郎《大佛次郎の像》 (彫像、レプリカ) 1955年 ☆サロンにて展示

 

第3章「ポール・ルヌアール版画と修復」

*ポール・ルヌアールの銅版画5点

《ラボリ弁護士の一連のしぐさ》(3点組)1899年 (展示:1/6~1/29)

《フロンド紙》1899年 (展示:1/31~2/26)

《伸び上がる猫》1907年 (展示:2/28~4/16)

 

 

【会期】 2023年1月6日(金)~4月16日(日)

【開館時間】1~3月  10時~17時00分(最終入館16時30分)
        4月      10時~17時30分(最終入館17時)

【観覧料】一般200円 団体(20名以上)150円

   ※横浜市在住の65歳以上の方100円(濱ともカード等をご提示ください)

   ※毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料

   ※毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料

   ※障がい者手帳をお持ちの方とお付添の方1名は無料

【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は、翌平日)

【展示解説※】第2土曜日14:00~約30分  1/14*、2/11、3/11、4/8 

                      *は当館特任研究員、その他の日程は当館スタッフによる解説

【たてものミニ・ミニトーク※】第3土曜日14:00~約15分  1/21、2/18、3/18、4/15

      ※展示解説、たてものミニ・ミニトークは事前申込制

 

【お問合せ】

大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071

・会期中、資料保護のため展示替えを行います

・新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます

 

【協賛】株式会社浦辺設計、大佛次郎研究会、株式会社ポンパドウル、横浜高速鉄道株式会社

 

関連事業① 愛蔵品コーナー(展示)

「大佛次郎と長谷川路可-イタリアに咲いた花」

【会期】2022年11月22日(火)~2023年秋

【会場】2F閲覧室前

画家・長谷川路可(1897~1967)は、ローマ近郊にある日本聖殉教者教会の聖堂内フレスコ壁画をはじめとして多面的な創作活動を行いました。昭和初期に始まる大佛次郎との交友関係を軸として、当館所蔵の《四季図》4点の図版など、その仕事を作品パネルで紹介します。

 

関連事業② トークイベント

「修復を終えて~ポール・ルヌアールの銅版画」

貴重な作品を長く保存し、将来に伝えていくために必要な「修復」という作業について考えます。

【講師】特定非営利活動法人 美術保存修復センター横浜

                 内藤朝子氏、 稲﨑昌仁氏(表具師〈経新堂 稲﨑〉)

「画家の思い継承を目指して―時を超えて伝える―絵画修復プロジェクト」担当

【日時】2023年2月25日(土)14 :00~約1時間 

【会場】2階サロン

【参加費】無料(要観覧料、事前予約不要)

 *講演中は、会場内は出入り自由となっております。

    *人数が多く密になるような場合には、サロンへの入場を制限する場合があります。

 

関連事業③ 鑑賞プログラム

横浜[出前]美術館「アートでめぐる横浜の街―中区編―」

休館中の横浜美術館のエデュケーター(教育普及担当)による出張講座。
横浜美術館の所蔵作品の中から、主に横浜市中区の街を題材とした作品を取り上げます。大佛次郎ゆかりの場所にも注目し、作品に描かれたり、写されたりしたものを手がかりに、街の歴史を読み解いていきます。

【日時】2023年1月28日(土) 13:30~15:00

【会場】大佛次郎記念館  1F会議室

【対象】12歳以上/20名(事前申込、先着順)

【参加費】無料

【申込】2022年12月12日(月)10:00~

    横浜美術館ウェブサイトにて申込受付開始

横浜[出前]美術館 「アートでめぐる横浜の街―中区編―」

        *定員に達し次第申込を締め切ります

【お問合せ】横浜美術館 TEL :045-221-0300(10時~18時、月曜~金曜 [祝日を除く])

【主催】横浜美術館 【共催】大佛次郎記念館

 

※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、中止・延期・変更となる場合がございます。