11/24(土)講演会「鞍馬天狗のいない明治維新 大佛次郎『天皇の世紀』再読」

テーマ展示Ⅲ「大佛次郎『天皇の世紀』1555回の軌跡-取材旅行から絶筆まで」関連イベント

「天皇の世紀」50年記念講演会

鞍馬天狗のいない明治維新 大佛次郎『天皇の世紀』再読

大佛次郎の『天皇の世紀』執筆から50年を記念する講演会です。司馬遼太郎「坂の上の雲」や中里介山「大菩薩峠」に関する研究でも知られる成田龍一氏が、大佛次郎の”歴史の描き方”にせまります。

2018年11月24日(土)   午後2時30分開演(午後2時開場)

講師:成田龍一(なりた りゅういち) 歴史家・日本女子大学人間社会学部教授                        1951年、大阪市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。専門分野は、近現代日本史、歴史学。主な著書に、『司馬遼太郎の幕末・明治』(朝日選書)、『「大菩薩峠」論』(青土社)、『近現代日本史と歴史学』(中公新書)、『戦後史入門』(河出文庫)など。                                     

【講師の言葉】

大佛次郎の遺作となった『天皇の世紀』(1967年―73年、新聞連載。未完)。この作品は、大佛が精魂込めて描き上げた明治維新の歴史ですが、幕末のペリーの来航をきっかけにして起こった出来事のすべてが網羅されている、といっても過言ではない長大な作品です。現在刊行されている文庫版では、12冊に及んでいます。

このとき『天皇の世紀』はノンフィクションとして描かれており、これまでフィクションとして幕末維新期を扱ってきた大佛の作品とは、その様相を異にしています。大佛自身が作り出した架空の人物が、出てこないのです。鞍馬天狗も杉作少年もいない明治維新が、晩年の大佛によって記されました。いくらかややこしい言い方をすれば、「稗史(はいし)」から「正史」への移行です。

大佛は、なぜ、このように歴史の描き方を推移させたのでしょうか。このことを考えながら、あらためて『天皇の世紀』を再読してみたいと思います。

 

会場:神奈川近代文学館 展示館2階ホール                  <港の見える丘公園内 〒231-0862 横浜市中区山手町110>

料金       :800円(全席自由

※ 未就学児の入場はご遠慮ください。

※ チケット提示で、テーマ展示Ⅲ「大佛次郎『天皇の世紀』1555回の軌跡―取材旅行から絶筆まで」を1回ご覧いただけます。

 

【チケット問合せ先】大佛次郎記念館 〒231-0862横浜市中区山手町113 tel:045-622-5002

○ チケットぴあ:11月23日まで販売  Pコード:640313

  URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1840717

○ 大佛次郎記念館受付窓口:当日まで販売(10:00~16:30) 当日の会場販売はございませんのでご注意ください。

 ○ チケット郵送希望の場合・・・大佛次郎記念館へ電話申込みの上、郵便振替用紙に「11/24講演会」と明記し、住所、氏名、電話番号を記入の上、チケット合計額に送料82円(6枚以上は92円)を加えた金額をご入金ください。

【郵便振替口座番号】00230-6-1780  【加入者名】おさらぎ次郎記念館 

 

主催:大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

後援:大佛次郎研究会 神奈川近代文学館(神奈川文学振興会)