テーマ展示Ⅲ「大佛次郎の戦後ニッポン―未来を信じるチカラ」展の見どころ(その1)

大佛次郎記念館では、テーマ展示Ⅲ「大佛次郎の戦後ニッポン―未来を信じるチカラ」を開催中です。今回は、前半(ギャラリー右側)の第一部「焼け跡からの出発」の冒頭【内閣参与に拝命す】の見どころを紹介します。

展示は、焼野原の横浜の写真から始まります。

『敗戦日記』1944年9月から1945年10月までの日記には、敗戦の8月15日記事も記されています。大佛の戦後はここからスタートしました。それから1か月後、内閣参与に任命され、多忙な毎日を送る大佛次郎の日常が日記に記されています。

今回初公開となる総理大臣秘書官からの招集電報は当時のあわただしいやり取りが垣間見られる面白い資料となっています。

また、内閣参与として進言するさいに用意した原稿用紙に書かれたメモは、理想に向かって邁進する当時の大佛次郎の様子が垣間見られます。

1945年 内閣参与の頃(自宅書斎にて)

残念ながら、この内閣は2か月と経たないうちに総辞職することとなり、大佛次郎は内閣参与の任を解かれました。

「大佛次郎の戦後ニッポン―未来を信じるチカラ―」展の概要はこちらから