6月4日開催 大佛次郎賞受賞記念講演会 堀川惠子

2021年 第48回大佛次郎賞 『暁の宇品-陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』(講談社)の著者、ノンフィクション作家の堀川惠子氏による講演会。書影

【演題】「リーダーはなぜ罷免されたのか~ 浜っ子中将”田尻昌次の足跡」

 

【堀川惠子氏からのメッセージ】

陸軍中将の田尻昌次は、横浜育ちの元神中生。自由な気風に育まれ、一風変わった軍人になった。
陸軍最大の輸送基地・広島の宇品で、兵士や物資の輸送を担う船舶司令部を率い、「船舶の神」と呼ばれた。
田尻は世界の最先端をいく緻密な海洋輸送体制を築きながらも、太平洋戦争開戦直前に陸軍を罷免される。
その後、日本軍の兵站は壊滅、多くの兵隊を餓死させ敗戦を迎えた。組織のリーダーはなぜ罷免されたのか、
運命の昭和15年に焦点を当てて考察する。

堀川惠子氏 肖像

ⒸMAL

【堀川惠子氏プロフィール】

1969年広島県生まれ 
報道記者、テレビディレクターを経てノンフィクション作家。『死刑の基準』で
講談社ノンフィクション賞、『原爆供養塔』で大宅壮一ノンフィクション賞、
『狼の義~新犬養木堂伝』で司馬遼太郎賞など。

 

【開催日時】 2022年6月4日(土) 14:00開演(13:30開場)

【入場料】 800円(全席自由)

 チケットご提示で、大佛次郎記念館で開催中の

 テーマ展示「写し、写された大佛次郎文士は必ずカメラを持て」(~4/17)

  「実朝と桜子~大佛次郎の紡いだ武士と雅~」(4/23~8/21)

 のいずれかを、1回観覧できます。

 ※ 未就学児のご入場はご遠慮ください。

 

【チケット 3月17日 発売開始】 
 〇 チケットぴあ: 6/3まで販売  URL:http://ticket.pia.jp/ pコード 647-769
 
 〇 大佛次郎記念館窓口(10:00-16:30)6/3の16時まで販売

 〇 吉野町市民プラザ窓口(9:00-21:00)6/3まで販売

 〇当日券の会場(南公会堂)販売
   残席のある場合のみ12時30分より販売します。
 *上記にかかわらず予定枚数に達した場合には、その時点で販売を終了します。

 

【会 場】  横浜市南公会堂  

      〒232-0024 横浜市南区浦舟町2丁目33番地 南区総合庁舎内 3階

【会場への交通案内】
横浜市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分
京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分
バス停「南区総合庁舎前」徒歩すぐ
バス停「浦舟町」徒歩 約2分
バス停「阪東橋」徒歩 約8分

※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用の上、検温、消毒にご協力をお願いします。
※ 新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。
  ご来場の前に、ホームページ等で最新の情報をご確認ください。

 

【主催】朝日新聞社、大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
【後援】横浜市南区役所
【協力】吉野町市民プラザ

 

堀川惠子氏 肖像

大佛次郎研究会 第35回公開発表会 6月3日(金)開催

大佛次郎研究会主催の第35回公開発表会、テーマ「大佛次郎 没後50年へ向けて 大佛文学を継承する」が、開催されます。

報告 大佛次郎「パリ燃ゆ」を読む会メンバーによる 「『パリ燃ゆ』読書会を終えて」

大佛次郎は1961年10月、ノンフィクション「パリ燃ゆ」を連載しはじめた。1871年3月18日~5月28日のパリ=コミューンが主題である。創刊3年の週刊誌「朝日ジャーナル」で、1963年9月に打ち切られる。だが、翌年の3月から10月号まで月刊雑誌「世界」に継続され完結をみた。この作品で、大佛は何に挑戦し、みつめつづけたのであろうか。一方で、遠い国の難解そうな作品を、いかにして「身近なもの」に引きつけ完読したのかの報告である。

 

大佛次郎没後50年記念講演「大佛次郎の開国・開港論と都市横浜の成長」

加藤 祐三 (かとう ゆうぞう 元横浜市立大学学長、アジア近代史)

日本開国を決めた日米和親条約(1854年)、それに基づく日米修好通商条約(1858年)による横浜開港(5港開港の1つ)、そして横浜居留地の設定と開港(1859年7月)の3段階は話し合いで合意され、日本側の主体性が担保された。これを前提に横浜は村から町へ、市へと成長してきた。なぜか。主に<文化力>の側面から解明したい。

※ 新型コロナウイルス感染症に配慮して開催します。 予定を変更する場合があるので、ご来場の前に大佛次郎記念館ホームページ等で最新の状況をご確認ください。

【日時】 2022年6月3日(金)13:30~16:30 (会場13:00)

【会場】 神奈川近代文学館ホール(横浜市中区山手町110番)

 

【入場】 先着200名様(資料代500円)

     ※ 当日、会場に直接お越しください。

 

【主催】 大佛次郎研究会 

【共催】大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

【後援】神奈川近代文学館(公益財団法人神奈川文学振興会)

【問い合わせ】大佛次郎記念館 電話:045-622-5002 FAX:045-622-5071

大佛次郎研究会第35回公開発表会チラシ

大佛次郎研究会第35回公開発表会チラシ

テーマ展示「実朝と桜子~大佛次郎が紡いだ武士(もののふ)と雅(みやび)~」

 本展では、作家・大佛次郎(1897-1973)による時代小説『源実朝』と『桜子』を取り上げます。


『源実朝』は、鎌倉幕府三代将軍であり、『金槐和歌集』を遺した実朝の鮮烈な人生を、和歌とともにたどった歴史小説です。大佛次郎は、鎌倉住まいで体感した四季の風物を表現し、史実については同じく鎌倉在住の郷土史家・亀田輝時や歌人・吉野秀雄の協力を得て、実朝が生きた鎌倉を鮮やかに描き出しました。

 

書影『源實朝』(六興出版)

 

いっぽう、室町時代、応仁の乱で荒廃した京が舞台の『桜子』は、大佛自身が「甘い春の月の世界のもの」と言い表した作品です。桜の木の下で拾われた謎の姫と、足軽の大男・弁慶の心の触れ合いを主軸に、乱世を生きる都人たちの愛憎を情感豊かに描いています。

佐多芳郎≪櫻子≫

歴史に肉付けした『源実朝』、歴史から想像の翼を広げて紡いだ『桜子』。武士(もののふ)と雅(みやび)が交錯し、史実とフィクションの間に広がる、色彩豊かな大佛次郎の作品世界を紹介します。

 

【会期】 2022年4月23日(土)~8月21日(日)
※会期中、資料保護のため展示替えを行います。
  前期:4月23日(土)~5月29日(日)
  中期:5月31日(火)~7月10日(日) 
  後期:7月12日(火)~8月21日(日)

【開館時間】 10時~17時30分(最終入館17時)

【観覧料】一般200円 団体(20名以上)150円
※横浜市在住の65歳以上の方100円
※毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料
※毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方とお付添の方1名は無料

【休館日】毎週月曜(月曜祝日の場合は、翌平日)

【展示解説】第2土曜日 14:00~約30分 5/14,6/11,7/9,8/13

【建物ミニミニトーク】第3土曜日 14:00~約15分 5/21,6/18,7/16,8/20

 ※展示解説、たてものミニ・ミニトーク事前申込 

【協賛】株式会社浦辺設計、大佛次郎研究会、株式会社ポンパドウル、横浜高速鉄道株式会社

 

<関連イベントその1 「大佛次郎作品の世界」スライド上映>

大佛次郎は、『源実朝』で鎌倉を、『桜子』で京都・滋賀の情景を描写しました。作品ゆかりの場所や関連資料の画像を大佛次郎の文章と共にお楽しみください。
会場:大佛次郎記念館2階サロン

 



<関連イベントその2 和の装いdeビブリオバトル>
美しい薔薇の季節に、大佛次郎記念館の和室で、和の装いを楽しみながら、「和」をテーマにしたビブリオバトルを開催! 見学もできます。
5月14日(土)13:00~16:00 参加費無料(要事前申込) 
詳しくは ビブリオバトルシリーズ2022 5月14日(土)開催 和の装いdeビブリオバトル

 

<鎌倉文学館×大佛次郎記念館 入館料相互割引> 
特別展「鎌倉時代黎明 文学で読むはじめてのはじまり」を開催中の鎌倉文学館と連携し、各館の会期中に各展覧会のチケット半券をご提示いただくと、入館料を50円割引します。ぜひご利用ください。

・鎌倉文学館
特別展「鎌倉時代黎明 文学で読むはじめてのはじまり」
4月16日(土)~7月3日(日)
Tel.0467-23-3911
http://kamakurabungaku.com/

・大佛次郎記念館 
テーマ展示「実朝と桜子~大佛次郎が紡いだ武士と雅~」
4月23日(土)~8月21日(日)
tel.045-622-5002

<鎌倉文学館×大佛次郎記念館 配信イベント「展覧会のススメ」>
各館の学芸員がそれぞれの展覧会の魅力を語り合います。5月下旬、鎌倉文学館公式YouTubeと大佛次郎チャンネルで公開予定です。
出演:鎌倉文学館職員・大佛次郎記念館職員

 



※ 新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。ご来館の前にホームページ等で最新の状況をご確認ください。

会期
2022年4月23日(土)〜
2022年8月21日(日)
会場
2階ギャラリー
展示解説
【展示解説】5/14、6/11、7/9、8/13(第2土曜日) 【建物ミニ・ミニトーク】 5/21、6/18、7/16、8/20(第3土曜日)
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株式会社浦辺設計、大佛次郎研究会、株式会社ポンパドウル、横浜高速鉄道株式会社

ビブリオバトルシリーズ2022 5月14日(土)開催 和の装いdeビブリオバトル

2022年度の一般の部は、「和の装い de ビブリオバトル」を開催します。

 

大佛次郎記念館和室

大佛次郎記念館和室

 

薔薇の美しい季節。和の装いを楽しみつつ、大佛次郎記念館の テーマ展示「実朝と桜子~大佛次郎が紡いだ武士(もののふ)と雅(みやび)~」を鑑賞し、和の空間で、人や本との出会いを楽しんでみませんか。

 

薔薇の大佛次郎記念館

令和4年5月14日(土) 13:00~16:00 (集合時間 12:30~12:45)

ビブリオバトル会場  大佛次郎記念館 和室

参加費 無料

ビブリオバトルテーマ「和」

定員  15名

  ・ビブリオバトルに興味がある方。
  ・和の装いでご参加いただける方。
   (和装はワンポイントでも構いません、見学の方は洋装で構いません。)
  ・小学生以上の方

 

【お申込】

参加又は、見学をご希望の方はこちらのフォームよりお申込みください。

 

【ビブリオバトルとは】

「人を通して本を知る.本を通して人を知る」誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。

 

【ビブリオバトルの公式ルール】

1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる
2. 順番に1人5分間で本を紹介する
3. それぞれの発表の後に,参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間行う
4. 全ての発表が終了した後に,「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を行う
 参加者全員が1人1票で行い,最多票を集めた本をチャンプ本とする

 

主催・問い合わせ 大佛次郎記念館 TEL045-622-5002 Eメールosaragi-oubo@yaf.or.jp

企画 宮本皐

後援 ビブリオバトル普及委員会



※ 新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。

薔薇の大佛次郎記念館

会期
2022年5月14日(土)〜
2022年5月14日(土)
会場
大佛次郎記念館和室
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企画:

連携企画 あざみ野カレッジ 「聞くとは何か ―他者の話を聞けなくなるとき」4月17日(日)【受付終了】

横浜市民ギャラリーあざみ野・大佛次郎記念館連携企画 
あざみ野カレッジ 「聞くとは何か ―他者の話を聞けなくなるとき」

 


第19回大佛次郎論壇賞を『居るのはつらいよ』で受賞した東畑開人氏の講座が、横浜市民ギャラリーあざみ野で開催されます。

 講師より
「聞く」が難しい。そんな時代です。私たちの声を聞いてもらえないし、私たちも誰かの声を聞けない。だから、「聞く」ための色々なノウハウが出回っているわけですが、それらが役に立たなくなってしまうときこそが、問題です。私たちはなぜ話を聞けなくなってしまうのか、「聞く」とは一体何か。そういうことを考えてみようと思います。
 
【日時】2022年 417日(日) 14:00~16:00

【講師】東畑開人(白金高輪カウンセリングルーム主宰)

【定員】60名程度 ※定員に達したため受付を終了しました。

【会場】アートフォーラムあざみ野セミナールーム(2F)

【参加費(当日支払)】あざみ野カレッジ学生証料金:500円 ※一般料金:1,000円
※学生登録をお勧めします(登録無料)。登録当日から学生証料金で講座に参加できます。

申込みは こちら


【主催】横浜市民ギャラリーあざみ野

【共催】大佛次郎記念館

※未就学児の入場、同伴はご遠慮ください。
1歳6ヶ月~未就学児の保育あり(有料・予約制)。
※2か月~1歳5ヶ月児の保育につきましてはご相談ください。


詳細は、横浜市民ギャラリーあざみ野公式ホームページをご覧ください。

横浜みなとみらいホール連携企画 サロンコンサート 3月14日(月)【完売御礼】

※こちらの公演は、公表につき完売いたしました。

横浜みなとみらいホール・大佛次郎記念館連携企画 サロンコンサート

生涯にわたり音楽を愛した大佛にちなみ、横浜みなとみらいホール連携企画「大佛次郎記念館サロンコンサート」を開催します。今回は、ジャズサックス奏者の中林俊也さんを迎えてトークを交えながら、レコード試聴と生演奏をお楽しみいただきます。

本イベントでは、協同電子エンジニアリング株式会社の提供によりオーディオブランド フェーズメーション の質の高い音響機器を使用いたします。

第1部 レコード試聴 ~ジャズの名盤を聴く~
出演:中林 俊也(サックス)/朝岡 聡(司会)
フェーズメーションの機器を使用し、トークを交えながらジャズの名盤(レコード)をお楽しみいただきます。

第2部 サックスとベースによるジャズコンサート
出演:中林 俊也(サックス)/小川 晋平(ベース)
レコードをお楽しみいただいた後は、生演奏をお届けします。サックスとウッドベースによる生演奏ならではの音色をお楽しみください。

◇日程 2022年3月14日(月)
◇会場 大佛次郎記念館 2階 サロン
◇時間 開場13:30 開演14:00
◇出演者 
  中林俊也(サックス)

  小川晋平(ベース)
  朝岡聡(司会)
◇プログラム
  【第1部】レコード試聴 ~ジャズの名盤を聴く~

  【第2部】サックスとベースによるジャズコンサート
  Now’s the time
  I’ll remember April  他
◇料金 自由席 2,000円   定員 20名 ※予定枚数終了しました
◇主催 横浜みなとみらいホール・大佛次郎記念館
◇音響機器・技術提供 協同電子エンジニアリング株式会社
◇当日ご覧いただける展示
  テーマ展示 写し、写された大佛次郎「文士は必ずカメラを持て」
  「大佛次郎×ねこ写真展2022」
◇お問い合わせ先
  横浜みなとみらいホール仮事務所チケットセンター 045-682-2000

  営業時間:月~木、11:00~16:00(祝日・休業日を除く)
◇チケットお取扱い
  横浜みなとみらいホール チケットセンターWEB
  横浜みなとみらいホール仮事務所チケットセンター:045-682-2000


  インターネット申込
チケットセンターWeb 一般発売2月14日(月) 11時


詳細は、横浜みなとみらいホール公式ホームページをご覧ください。

サロンコンサートチラシ

愛蔵品コーナー「明治期横浜の画家・五姓田義松」

2021年9月28日より、愛蔵品コーナーが一新されました。

タイトルは、「大佛次郎が父から受け継いだ一枚の油絵-明治期横浜の画家・五姓田義松」。

横浜に生まれた大佛次郎(1897~1973)は、「私ほど横浜に溺れて、横浜の小説を数多く書いたものは他にはいない」と述懐し、「霧笛」をはじめとする開化小説やエッセイで横浜の歴史や人物、町並みなどを取り上げています。

 

529回にわたって15年間もの間連載した神奈川新聞の「ちいさい隅」には、横浜の事を題材にしたものが多くありますが、その中で1961年3月から4月にかけて「五姓田義松-仏帰りの老残孤独の画家」を皮切りに5本のエッセイを書いて、明治期横浜の洋画家・五姓田義松について探索しています。

 

そのきっかけとなったのは、子ども時代からずっと自宅の壁に飾られていた義松の油絵《江ノ島》です。

江の島

 

「五姓田義松は大正四年(一九一五)に六十歳で横浜で死んでいる。私の父が横浜の郵船会社につとめていたのと、義松の父親五姓田芳柳と同じ和歌山県の出身だったので、郷土意識の強い昔のことだから義松とも知り合い、画を描いてもらったものか、と推測する。……明治二十年代、日清戦争の前後に、江ノ島を砲台にするという話があった。私の父親が、それを惜しんで画に残しておきたいと考え、五姓田義松に頼み、義松は七日写生に通って描いた。(神奈川新聞1961年(昭和36)3月7日「尋ね人」より)」

 

大佛はそこから筆を起こして、義松の父芳柳と「油絵興行」のこと、師ワーグマンと『ジャパン・パンチ』のこと、横浜の日野公園墓地にある義松の墓碑のことと、縦横に筆を進めています。

父・五姓田芳柳と、妹・渡辺幽香の作品

父・五姓田芳柳と、妹・渡辺幽香の作品

大佛次郎が所蔵していた「ジャパン・パンチ」

大佛次郎が所蔵していた「ジャパン・パンチ」 1886年(明治19)2月号

 

現在は当記念館が所蔵する油彩画《江ノ島》を中心に据えて、義松の父と師に加え、やはり画家であった妹渡辺幽香など、作品や関連資料のパネル展示を通して、古き横浜に寄せた大佛の愛惜をご紹介します。

※新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。ご来館の前にホームページ等で最新の状況をご確認ください。

 

テーマ展示 写し、写された大佛次郎「文士は必ずカメラを持て」

新型コロナウイルス感染症に配慮して開催します。
予定を変更する場合があるので、ご来場の前に大佛次郎記念館ホームページ等で最新の状況をご確認ください。
山沢栄子撮影写真≪大佛次郎肖像≫1942年

山沢栄子≪大佛次郎肖像≫1942年

「文士は必ずカメラを持て」が持論だった大佛次郎。

旅先、取材、日々の暮らしと、さまざまな場面でカメラを活用し≪写し≫た大佛ですが、

新聞雑誌の取材や、写真家の被写体として≪写された≫側でもありました。

本展では初めて写真をテーマとし、同時代の写真家が捉えた大佛次郎と同時に、

カメラ愛好家であった大佛がファインダー越しに切り取った世界を紹介します。

 

<第一章 写した、大佛次郎>

「文士は必ずカメラを持て」とエッセイで語り、文士らの愛好家を集めて「鎌倉アマチュア写友会」を結成するほどのカメラ愛好家でした。愛猫などを写して楽しみながら、取材では「絶好のノート」としてカメラを活用した大佛の写真のうち、第一章では、雑誌等のメディアで発表された作品を中心に、大佛自身の文章とともに展示します。

大佛次郎撮影写真≪海≫ モデル:酉子夫人

大佛次郎 ≪海≫ モデル:酉子夫人

 

<第二章 写された、大佛次郎>

第二章では、木村伊兵衛、山沢栄子、島村安彦、田村茂、林忠彦の5人の写真家による、初公開を含む大佛次郎や酉子夫人の肖像を展示します。また、木村伊兵衛と大佛を繋いだアマチュア写真家・竹田梅汀(たけだ・ばいてい)のエピソードや、林忠彦の写真集に大佛が寄せた序文の原稿(初公開)など、同じ時代を生き、大佛を写した写真家たちとの交流を紹介します。

島村安彦撮影写真 1941年 川奈ホテルにて大佛夫妻

島村安彦≪大佛夫妻≫1941年

 

【展示予定写真家】木村伊兵衛、島村安彦、竹田梅汀、田村茂、林忠彦、山沢栄子ほか

 

【会期】 2022年1月6日(木)~4月17日(日)

※新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。ご来館の前にホームページ等で最新の状況をご確認ください。

 




【入館料】一般200円 団体(20名以上)150円

※横浜市在住の65歳以上の方 3月まで無料 4月以降100円

※毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料

※毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料

※障がい者手帳をお持ちの方とお付添の方1名は無料

 

【主な出展資料】 

各写真家作品、大佛次郎作品

写真掲載雑誌「ホーム・ライフ」、「アサヒカメラ」、「朝日ジャーナル」、「令女界」ほか

その他資料

大佛次郎愛用ライカⅢf、大佛家アルバム帳 ほか

※資料保護等のため、会期中に一部展示替えを行います。あらかじめご了承ください。


 

【スライドショー上映 大佛次郎のカメラ・アイ】
第Ⅰ期:1月6日(木)~2月27日(日)
2度のフランス旅行の際の写真や大佛次郎の「ねこ写真」、そして古都を写した写真を3本のスライドショーで上映
第Ⅱ期:3月1日(火)~4月17日(日)
読売訪印親善使節団の一員としての印度旅行、菊池寛や久米正雄ら友人たちとの講演旅行、そして酉子夫人とねこを写した写真を3本のスライドショーで上映




 


■市内同時期開催の写真展
あざみ野フォト・アニュアル2022
中井菜央 雪の刻(とき)
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 視る装置 19~20世紀のカメラの変遷
2022年1月29日[土]– 2月27日[日]
横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室 1、2
開場時間 10:00 – 18:00 会期中無休 入場無料

山沢栄子撮影写真≪大佛次郎肖像≫1942年

会期
2022年1月6日(木)〜
2022年4月17日(日)
会場
2階ギャラリー
展示解説
1/8,2/12,3/12,4/9(土) 14:00-14:30
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協賛:株式会社浦辺設計/株式会社ポンパドウル/横浜高速鉄道株式会社 協力:横浜市民ギャラリーあざみ野

2022年1月6日(木)より開催中「大佛次郎×ねこ写真展2022」

新型コロナウイルス感染症に配慮して開催します。
予定を変更する場合があるので、ご来場の前に大佛次郎記念館ホームページ等で最新の状況をご確認ください。

 

大の猫好き大佛次郎にちなんだ、猫いっぱいの楽しい写真展。

今回は、テーマ展「写し、写された大佛次郎-文士は必ずカメラを持て」と同時開催です。

1階ロビーでは、一般の応募作品412点、こども部門22点の全434点を一挙に展示。

「大佛次郎×ねこ写真展2021」ロビーの様子

「大佛次郎×ねこ写真展2021」ロビーの様子

 

また、前回に続き、2階閲覧室は、人気投票箱とねこ交流掲示板を用意します。

投票箱とねこ交流掲示板

「大佛次郎×ねこ写真展2021」の投票箱とねこ交流掲示板

 

会場での投票の他、InstagramTwitterFacebookの、イイね!の数も投票数とします。

 #おさらぎねこ で検索して投票に参加してくださいね。

 

人気投票は、1月6日からスタート。

1月6日(木)から3月27日(日)まで、18時頃より、毎日4~6点をアップしていきます。

投票は、4月18日(月)10:00まで、となります。

いつ、投稿されるかは、SNS投稿予定表をご覧ください。

 

お気に入り登録をよろしくお願いいたします!

票が集まった作品の中から選考で、協賛各社からの賞品を進呈します!

 

会 期 : 2022年1月6日(木)~4月17日(日)

     1~3月 10:00~17:00(入館は16:30まで)

        4月 10:00~17:30(入館は17:00まで)

 休館日 : 月曜日(祝休日の場合は翌平日)

料金(入館料): 大人(高校生以上)200円(150円)、 中学生以下 無料

    ※( )内は20人以上の団体料金

    ※横浜市内在住の65歳以上の方は 3月まで無料、4月から100円

     ※毎月23日「市民の読書の日」と、第2・第4土曜日は 高校生無料

     ※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料

 

協賛 株式会社ポンパドウル/株式会社美濃屋あられ製造本舗/ティールーム霧笛/ホテルニューグランド/横浜高速鉄道株式会社/横濱元町 霧笛楼(50音順)

「大佛次郎×ねこ写真展2021」ロビーの様子

会期
2022年1月6日(木)〜
2022年4月17日(日)
会場
1階ロビー

女子美術大学付属中学校2年生による挿絵「猫のいる日々」

現在、大佛次郎記念館では、1階ロビーにおいて、女子美術大学付属中学校2年生が描いた挿絵138点を展示しています。

女子美術大学付属中学校2年生による挿絵展

大佛次郎のねこを題材にした10篇のエッセイや童話を読み、挿絵を描くという課題が、夏休みの宿題として出されました。

猫の風呂番

「猫の風呂番」(エッセイ)

ある寒い日、風呂に入ろうとした大佛次郎は、バスタブの蓋の上に猫がいるので入るのをあきらめます。しかし家人の話によると、猫はまるで女王様のように浴室で快適に暮らしているのでした。

 

白猫白吉 小猫がみたこと 隅の隠居

「白猫白吉」(童話)

小猫の白吉は、ネズミに驚いて逃げたことを人間たちに笑われ、自分が大きな象だったら、どんなに嬉しいだろうと考える。すると白吉の体が大きくなっていき、足は電信柱より太く、背は高い木ほどの高さになっていき・・・。

 

「小猫が見たこと」(童話)

月の明るい夜、生まれて初めて家の塀の外へ出た小猫は、大きなリュックサックを背負った兵隊姿の人間に出会います。何が起こったのか不思議に映る、小猫の目線から見た復員兵の帰郷を描いた作品。

小猫がみたこと 隅の隠居 藤の花と猫

「『隅の隠居』の話」(エッセイ)

いつも部屋の隅に蹲(うずくま)っているので「隅の隠居」は、ほかの猫のように外で遊ばず、人に媚(こ)びず、いつも超然としています。自分らしく生き、気概を持ち続けたその姿勢を、大佛は「猫としても立派な奴だったと思う」と称賛しています。

 

「藤の花と猫」(エッセイ)

大佛家には白い山藤が咲き乱れる藤棚があり、中二階にある書斎から同じ高さで花を眺めることかできます。
花の中を歩いたり、藤棚の下で花びらを体に乗せながら眠る猫を見つめて、いくらなんでも猫が多すぎる、減らさなければならないと、大佛は猫に対するクーデターを考えます。

 

困ったこと スイッチョねこ

 

「困ったこと」(エッセイ)

大佛家の庭の池には金魚がいたが、猫によって一匹もいなくなってしまいました。
すると今度は、猫たちは、隣家の金魚をせっせと釣って来るようになってしまいます。困り果てた大佛は・・・。

 

「スイッチョねこ」(童話)

ある秋の日、白吉が虫たちの声を聞いていると、あくびをした口の中にスイッチョが飛び込み、思わず飲み込んでしまいました。スイッチョはお腹の中で鳴き続け、白吉は眠れなくなってしまいます。
さて、スイッチョはどうなったか? 大佛次郎が「一代の傑作」と自賛する作品。

 

スイッチョねこ 客間の虎 新しい家族

「客間の虎」(エッセイ)

多くの猫を飼い、海外の猫文化にも関心が深い大佛次郎。引っ越した前の家に戻ってしまう大佛家の猫「トンベエ」や、その子ども「小トン」など、愛しい飼い猫との思い出のほか、猫と暮らして観察する中で気付いたことを語る、探求心あふれる作品です。

 

「新しい家族」(エッセイ)

昭和9年(1934)、大佛次郎は知人からシャム猫の子猫二匹を贈られます。
シャム猫と初めて対面する日、猫の到着を待って心が浮き立つ大佛夫妻のユーモアあふれる会話と、元気で可愛らしいシャム猫たちの描写が際立つ一作です。

 

「舞台の猫」(エッセイ)

大佛次郎は、劇場で歌舞伎や舞踊などの舞台芸術を観る機会が多くありました。そんな中で、本物の猫が舞台に迷い出たのを見たことが、二度あるというのです。いったいどんな結末になったのやら・・。

 

いずれの作品も、『猫のいる日々』に収録された作品ばかり、

挿絵と共に、大佛次郎の作品もお楽しみいただける展覧会となっております。

展示は、12月25日(土)までです。

※新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。ご来館の前にホームページ等で最新の状況をご確認ください。

女子美術大学付属中学校2年生による挿絵展

会期
2021年10月5日(火)〜
2021年12月25日(土)
会場
1階ロビー