【連携企画】もっと知りたい! 日本画家・鏑木清方 と 作家・大佛次郎
鎌倉の鏑木清方記念美術館と、横浜の大佛次郎記念館。
鏑木清方記念美術館は、本年で開館25周年、
作家・大佛次郎は没後50年を迎えます。
この記念年に、鎌倉で交流した画家と作家の二人の記念館が、さまざまな連携イベントを開催!
連携①【入館料の相互割引】
半券のご提示で各館の入館料が50円割引になります!
対象期間は以下のとおりです。
鏑木清方記念美術館:2023年 7月1日(土) ~ 10月18日(水)
大佛次郎記念館:2023年 7月1日(土) ~ 12月10日(日)
詳細は、【連携チラシ】表面(PDF)
※期間中に休館日、展示替などがあります。ご来館の際は、各館HPで開館日をご確認ください。
イベント①【鏑木清方と大佛次郎のゆかりの地を巡る 鎌倉ガイドツアー(予約制)】
鏑木清方記念美術館のほか、大佛次郎の墓がある寿福寺や旧大佛茶邸を歩いて巡るツアー
【開催日時】① 7月9日(日) ② 9月2日(土) 午前9時~午後12時30分
【参加費】 1,000円(観覧料含、大佛次郎記念館観覧特典付)
【コース】 鎌倉駅西口 時計台広場(出発) - 寿福寺 - 鎌倉市鏑木清方記念美術館― 旧大佛次郎茶亭(解散)
※イベント内容などについては、両館にお問い合わせください。
07/09のツアー 6/1 9:00~受付開始 鎌倉市鏑木清方記念美術館 0467-23-6405
09/02のツアー 7/1 10:00~受付開始 大佛次郎記念館(web申込)
※訪問先へのお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。
イベント②【鏑木清方が表紙を描いた雑誌「苦楽」コーナー展示@大佛次郎記念館】
大佛次郎は1946年(昭和21) 9月に苦楽社を興し、 〝成人の文学 ″を築くため、11月に雑誌 「苦楽」 を 創刊し、1949年までの期間に、「苦楽」 は全45冊を刊行しました。
「苦楽」誌は、毎号の表紙を鏑木清方が描いていました。
この「苦楽」の表紙をずらりと並べて、一望できる贅沢なコーナーが登場します。
【開催期間】2023/07/01(土)~2024/01/08(月・祝)
イベント③【大人の感想画体験“日本画材を使って絵を描いてみよう”@大佛次郎記念館(予約制)】
8月1日~ WEBにて午前10時から受付開始。大佛次郎記念館まで。
各事業の詳細はこちら(PDF)
【期間】2023/07/01~各事業ごと
【料金】各事業ごと
【ご予約】各事業ごとに、申込先が異なります。
【お問合せ】大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002
鎌倉市鏑木清方記念美術館 TEL:0467-23-6405
- 会期
-
2023年7月1日(土)〜
2023年12月10日(日) - 会場
- 大佛次郎記念館ほか
2023年6月11日 サロントーク「大佛次郎を漫画にするまで―猫と資料とストーリー」
作家の生活を漫画にする、その制作過程の裏側にせまる。
大佛次郎と漫画と猫たっぷりのトークイベント。
【日時】 2023年6月11日(日) 14時00分~15時15分(予定)
【場所】 大佛次郎記念館 2階サロン
【出演】 へげかもこ(『ぼくの伴侶 ねこと大佛次郎物語』著者)、常山美栄子(少年画報社「ねこぱんち」編集長)
【参加費】無料(要観覧料)
【定員】 先着25名
定員に限りがあるため、ご予定を確認の上、お申込くださいますようお願いいたします。
お申込みは下記のURLからお願いします。
- 会期
-
2023年6月11日(日)〜
2023年6月11日(日) - 会場
- 2階サロン
2023年6月3日 大佛次郎賞受賞記念講演会
2022年 第49回大佛次郎賞 『世界は五反田から始まった』(ゲンロン)の著者、ノンフィクション作家・写真家の星野博美氏による講演会。
【演題】「町工場から見た戦争の日常」
【星野博美氏からのメッセージ】
町工場を興した祖父が書き残した手記。そこに綴られていたのは、家族の来歴と、地元・五反田を襲った「もうひとつの東京大空襲」だった。感染症の拡大、ロシアによるウクライナ侵攻……歴史は繰り返すと言われるが、同じ顔ではやって来ない。今は、長く続いた戦後ではなく、もはや戦前なのかもしれない。戦時下を必死で生きた祖父の目を通し、庶民にとっての戦争について考えてみたい。

撮影:朝日新聞社
【プロフィール】
1966年、東京都生まれ。国際基督教大学卒。ノンフィクション作家、写真家。『転がる香港に苔(こけ)は生えない』で大宅壮一ノンフィクション賞、『コンニャク屋漂流記』で読売文学賞随筆・紀行賞。著書はほかに『島へ免許を取りに行く』『みんな彗星(すいせい)を見ていた』、写真集に『ホンコンフラワー』など。
【開催日時】 2023年6月3日(土) 14:00開演(13:30開場)
【入場料】 800円(全席自由)
チケットご提示で、大佛次郎記念館の
テーマ展示
「大佛次郎 美術の楽しみ―大佛次郎記念館コレクションより」(~4/16)
大佛次郎没後50年記念テーマ展示
「おさらぎじろう展―『ぼくの伴侶-猫と大佛次郎物語」より』(4/22~8/20)
のいずれかを、1回観覧できます。
※ 未就学児のご入場はご遠慮ください。
【チケット 3月18日 発売開始】 定員に達した時点で販売を終了します
〇 チケットぴあ: 6/2まで販売予定 pコード650-014
※3月1日以降アクセス可能となります。
〇 大佛次郎記念館窓口(10:00-16:30)6/2の16時まで販売予定
〇 吉野町市民プラザ窓口(9:00-21:00)6/2まで販売予定
〇当日券の会場(南公会堂)販売
残券がある場合、12時30分より販売します。
【会 場】 横浜市南公会堂
〒232-0024 横浜市南区浦舟町2丁目33番地 南区総合庁舎内 3階
【会場への交通案内】
横浜市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分
京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分
バス停「南区総合庁舎前」徒歩すぐ
バス停「浦舟町」徒歩 約2分
バス停「阪東橋」徒歩 約8分
【お問合せ】
大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
【主催等】
主催:朝日新聞社 大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
後援:横浜市南区役所 協力:吉野町市民プラザ
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用の上、検温、消毒にご協力をお願いします。
※ 新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。
世界は五反田から始まった 特設サイト
- 会期
-
2023年6月3日(土)〜
2023年6月3日(土) - 会場
- 横浜市南公会堂
- スポンサー
- 共催::朝日新聞社
5月27日(土)大佛次郎研究会 第37回公開発表会
2023年は、大佛次郎没後50年の年。
大佛次郎研究会では、2022年~2023年の2ヵ年にわたり「大佛次郎没後50年 大佛文学を継承する」をテーマに、
公開発表会を開催しています。
大佛次郎研究会第37回公開発表会
【開催日時】 2023年5月27日(土)14:00~16:30(予定) 開場13:30
【会場】 神奈川近代文学館ホール(横浜市中区山手町110 大佛次郎記念館から徒歩2分)
【入場】 先着200名様(資料代500円) 事前予約不要・当日会場へ直接お越しください。
【プログラム】
大佛次郎没後50年記念講演
「大佛次郎の時代小説に見る歴史観」 田中 優子 (たなか ゆうこ) 前法政大学総長
大佛次郎は、江戸時代初期を描いた『赤穂浪士』『由比正雪』、江戸時代後期を描いた『鞍馬天狗』『安政の大獄』、そして明治時代の横浜を描いた『霧笛』など多くの歴史小説を執筆している。そこには、それぞれの時代への視点と、近代に生きた作者自身の価値観が明確に表れている。そこに通っている価値観はどういうものなのかを、江戸時代や明治時代の実際の動きと照らし合わせながら、皆さんと共に考えてみたい。
講演 「大佛次郎賞の50年」 大上 朝美(おおうえ あさみ) 元朝日新聞記者
大佛次郎が1973年4月30日に亡くなると、朝日新聞社は同年10月1日、「大佛次郎賞」の創設を朝刊1面で告げた。小説のほか戯曲、評論、ノンフィクション、歴史記述、ルポルタージュなど、大佛次郎の幅広い業績に鑑み、「その形式のいかんを問わず、すぐれた文学作品に贈る」と掲げた。部門を分けるのではなく、同じ土俵で違うジャンルの著作を比べるというユニークな賞の、50年の歩みを振り返ってみる。
【主催】大佛次郎研究会
【共催】大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
【後援】神奈川近代文学館(公益財団法人神奈川文学振興会)
【お問合せ】大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
※プログラム内容に変更のある場合がございます。予めご了承ください。
※予定を変更する場合があるので、ご来場の前に大佛次郎記念館ホームページ等で最新の状況をご確認ください。
- 会期
-
2023年5月27日(土)〜
2023年5月27日(土) - 会場
- 神奈川近代文学館ホール
- スポンサー
- 主催:大佛次郎研究会 共催:大佛次郎記念館
【4/22(土)から】テーマ展示「おさらぎじろう展―漫画『ぼくの伴侶 猫と大佛次郎物語』より」
大佛次郎没後50年記念 テーマ展示「おさらぎじろう展―漫画『ぼくの伴侶 猫と大佛次郎物語』より」
2023年、作家・大佛次郎の没後50年を迎えます。
1897年(明治30)、現在の横浜市中区英町に生まれた野尻清彦(のちの大佛次郎)は、小説約500作、ノンフィクション、童話、戯曲、エッセイ約1800編など、半世紀以上にわたって幅広いジャンルの作品を執筆しました。
今回の展示では、その暮らしと仕事を、へげかもこによる漫画作品「ぼくの伴侶 猫と大佛次郎物語」とともに紹介します。「ぼくの伴侶」では、大佛次郎のエッセイなどに書かれたエピソードをもとに、酉子夫人や猫たち〈伴侶〉と育まれる絆のほか、「鞍馬天狗」シリーズや「ドレフュス事件」、「スイッチョねこ」などの作品誕生の背景が見事に描き出されています。

Ⓒ「ぼくの伴侶 猫と大佛次郎物語」へげかもこ/少年画報社
現実の大佛次郎と、「ぼくの伴侶」の大佛次郎。そして伴侶たち。
漫画の世界と当館所蔵資料の間を行き来しながら、大佛次郎の生涯と作品を辿ります。
【会期】 2023年04月22日(土)~2023年08月20日(日)
【開館時間】 10:00~17:30(最終入館17:00)
【観覧料】一般200円 団体(20名以上)150円、中学生以下無料
※横浜市在住の65歳以上の方100円(濱ともカード等をご提示ください)
※毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料
※毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方とお付添の方1名は無料
【休館日】2023年5/1を除く毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は、翌平日)
【展示解説※】第2土曜日14:00~約30分 5/13、6/10、7/8、8/12
【たてものミニ・ミニトーク※】第3土曜日14:00~約15分 5/20、6/17、7/15、8/19
※展示解説、たてものミニ・ミニトークは事前申込制 お申込はこちら
【関連事業】
*6/11(日) サロントーク「大佛次郎を漫画にするまで -猫と資料とストーリー」
出演:へげかもこ(漫画家)、常山美栄子(雑誌「ねこぱんち」編集長)
*パネル展示「ぼくの伴侶 猫と大佛次郎物語」一話まるごと展示
*動画「鎌倉の家」上映(約12分)
【協賛】
株式会社浦辺設計/大佛次郎研究会/株式会社ポンパドウル/横浜高速鉄道株式会社/横浜市金属建具工事協同組合
【お問合せ】
大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
・会期中、資料保護のため展示替えを行います
・新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。
- 会期
-
2023年4月22日(土)〜
2023年8月20日(日) - 会場
- 2階ギャラリー
- 展示解説
- 2023/05/13、06/10、07/08、08/12
【会期延長】ミニ展示「横浜山手のジャンヌさん」
横浜フランス月間2022 関連プログラムとして開催しておりました ミニ展示「横浜山手のジャンヌさん」ですが、 好評につき、1月6日より一部展示替えをし、 3月19日(日)まで会期を延長します。
本展では、横浜山手でフランス語教師「マダム滋野」として慕われた、滋野ジャンヌ(1896-1968)を取り上げます。
日本人の飛行家滋野清武男爵(通称バロン滋野)の伴侶となり、
第一次世界大戦後の1920年(大正9)に夫と共に来日したジャンヌは、
夫の没後、フランス語の教師として生計をたて、二人の息子を育てあげました。
1933年(昭和8)頃から日中戦争のはじまる37年(昭和12)頃まで、大佛夫人酉子のフランス語教師をつとめ、
晩年には、この横浜山手にある「フランス山」の一角に住まい、日本でその生涯を閉じています。
大佛家とは、夫人のフランス語の教授に留まらず、家族ぐるみのつきあいをしていたことが、
書簡や日記からうかがえます。
ジャンヌとその家族のファミリーヒストリーをたどることで、
私たちの身近にある日本とフランスの交流の歴史に思いを馳せていただければ幸いです。
■見どころ
①大佛夫妻との家族ぐるみの交友がうかがえる、幼い兄弟から夫妻にあてた書簡や
ジャンヌの死を悼んで大佛次郎が執筆したエッセイ「閉じた扉」の原稿のほか、
滋野一家のファミリーヒストリーがつまった写真や資料など、
1月より新資料を加え、37点を展示しています。
②芸術好きだった息子たちは、兄のジャックはピアニスト、
弟のロジェはドラマー、後に画家として活躍しました。
2階展示室では、弟ロジェがドラムを担当した「ロジェ滋野とザ・シャドウズ」が演奏する2曲を、
カーメン・キャバレロにも例えられた兄ジャックのピアノ曲10曲をBGMとしてお楽しみいただけます。
【会期】 2022年11月8日(火)~3月19日(日) (会期延長となりました)
【開館時間】 10時~17時00分(最終入館16時30分)
【会場】 2階展示室特設コーナー
【観覧料】一般200円 団体(20名以上)150円 各展示共通
※横浜市在住の65歳以上の方100円(濱ともカード等をご提示ください)
※毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料
※毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方とお付添の方1名は無料
【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は、翌平日)
【お問合せ】
大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
※会期中、資料保護のため展示替えを行います
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます
- 会期
-
2022年11月8日(火)〜
2023年3月19日(日) - 会場
- 2階展示室、サロン
愛蔵品コーナー「大佛次郎と長谷川路可―イタリアに咲いた花」
1958年5月から7月までアメリカからヨーロッパを歴訪した61歳の大佛次郎(1897-1973)は、イタリアのローマ近郊にある古い港町チヴィタ・ヴェッキアに立ち寄りました。1951年から57年まで7年間の歳月をかけて、友人の画家・長谷川路可(1897-1967)が日本聖殉教者教会の聖堂内に描いたフレスコ壁画を見るためでした。
路可がこの仕事によって1960年菊池寛賞を受賞したとき、大佛が書いたエッセイが残されています。その文章には、50歳を過ぎてから単身イタリアへ渡り、壮大な壁画を仕上げた路可に対する尊敬の念と温かい眼差しが感じられます。
大佛次郎と長谷川路可との出会いは、戦前にさかのぼります。1921年、東京美術学校の日本画科を卒業してすぐフランスに渡った路可は、西洋画法やフレスコ技法を学びながら、ルーヴルなどの博物館が所蔵する西域壁画の模写に従事し、1927年に帰国。大佛次郎が1929年の一年間にわたり『国民新聞』に連載した小説「からす組」の挿絵を手がけました。同じ年の第9回新興大和絵会展に路可が出品した日本画4点は、大佛次郎の美術コレクションに収まり、現在は当記念館が所蔵しています。
軸装の大幅4点-《春苑》《虹》《時雨》《浜風》-を図版パネルとして一挙公開すると共に、日本画・油彩画・フレスコ画と多彩な創作を続けた長谷川路可の活動を紹介します。
なお、当館では2023年1月6日~4月16日「大佛次郎 美術の楽しみ―大佛次郎記念館のコレクションより」を開催し、展示替えをしながら長谷川路可の日本画4点をお披露目します。
【会期】 2022年11月22日(火)~2023年秋
【お問合せ】
大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
※新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。ご来館の前にホームページ等で最新の状況をご確認ください。
- 会場
- 2階閲覧室前
11月27日 (日) 大佛次郎研究会 第36回公開発表会
大佛次郎研究会 第36回公開発表会
テーマ「大佛次郎 没後50年へ向けて大佛文学を継承する」
研究発表(1)「大佛次郎、始動する~創作とメディア展開~」
中村 健 (なかむら たけし 大佛次郎研究会会員)
近年『おさらぎ選書』では、掲載雑誌の目次、書簡、創作ノートなど、一次資料をつぎつぎと翻刻・公開してきた。それらの資料から浮かび上がってくるデビュー時の大佛次郎は、新聞・雑誌・出版・映画…とメディア横断的に創作活動を展開する、熱量あふれる若者像である。鈴木徳太郎、内海幽水といった新しい文学を求める編集者たちが、雑誌や新聞に舞台を用意して大佛次郎を待っている。
デビュー時から数年間の創作活動について語る。
研究発表(2)「大佛次郎をさがしてみよう。あなたの大佛次郎がきっとみつかる」
小池 敬吉 (こいけ けいきち 大佛次郎研究会会員)
大学生の野尻清彦は演劇活動の中で、原田酉子と知り合う。甘い生活は関東大震災で幕引き。大佛は慣れない髷物小説を書いて生活を支える。才能は認められ、新聞連載など多くの注文が殺到し始める。昭和6年、初めての現代小説『白い姉』を執筆する。主題はジェンダーギャップ。 『白』とイメージされた主人公佐保子は生きてゆく歩みの中で、どんな色に染まるのだろうか?
―ジェンダーギヤップは今も続いている。
※ プログラム内容に変更のある場合があります。予めご了承ください。
※ 新型コロナウイルス感染症に配慮して開催します。予定を変更する場合があるので、ご来場の前に大佛次郎記念館ホームページ等で最新の状況をご確認ください。
【日時】 2022年11月27日(日)14:00~16:30 (会場13:30)
【会場】 神奈川近代文学館ホール(横浜市中区山手町110番)
大佛次郎記念館より徒歩2分
【入場】 先着200名様(資料代500円)
※ 当日、会場へ直接お越しください。
【主催】大佛次郎研究会
【共催】大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
【後援】神奈川近代文学館(公益財団法人神奈川文学振興会)
【問い合わせ】大佛次郎記念館 電話:045-622-5002 FAX:045-622-5071
10月30日(日) 講演会「ジャズで語ろう! 大佛次郎の昭和モダン」
テーマ展示「JAZZが聞こえる 大佛次郎の昭和モダン」関連イベント 横浜音祭り2022共催
日本女子大学人間社会学部現代社会学科准教授の上田誠二(かみたせいじ)氏を講師に迎え、
日本近現代史、音楽史、文化史の観点から、昭和初期のジャズを紐解きます。

上田誠二(かみたせいじ)
【講師からのコメント】
昭和初期の都市文化について、モダンあるいはエロ・グロ・ナンセンスのイメージをもつ方は多いでしょう。講演では、そうした世相を象徴する音楽や新聞・雑誌の記事から、不況・恐慌下の社会の深層心理を素描します。
当時ジャズは、東京や横浜など都市のきらびやかさを演出していました。しかしそこには、都市と農村の格差、不安と懐疑の刹那的感情、享楽と消費の退廃的感情が渦巻いていました。モダンなジャズソングの一方で、駆け落ちを主題とした流行歌がヒットしていく世相を垣間見てみませんか。
【日時】 2022年10月30日(日) 14:00 開講(13:30 開場)
【会場】 神奈川近代文学館 中会議室(〒231-0862 横浜市中区山手町110)
大佛次郎記念館より徒歩2分
【参加費】800 円( 自由席・当日精算・事前予約制) 定員60名
*未就学児のご入場はご遠慮ください。
* チケットご提示で、大佛次郎記念館で開催中のテーマ展示「JAZZが聞こえる 大佛次郎の昭和モダン」(~ 12/25)を、1回観覧できます。
*事前予約で定員に達した場合、当日券は発行いたしません。
【参加事前予約申し込み】9/3(土)午前10時受付開始
※申込フォーム、お電話、大佛次郎記念館受付での事前予約は終了しました
当日券は若干枚販売予定です。当日券のご案内は こちら
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用の上、検温、消毒にご協力をお願いします。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。ご来場の前に、ホームページ等で最新の情報をご確認ください。
【お問合せ】
大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
【共催】横浜アーツフェスティバル実行委員会
【後援】県立神奈川近代文学館( 公益財団法人神奈川文学振興会)
- 会場
- 神奈川近代文学館 中会議室
- スポンサー
- 【共催】横浜アーツフェスティバル実行委員会 【後援】県立神奈川近代文学館/公益財団法人神奈川文学振興会
10/1・11/5・12/3 蓄音機で楽しむ昭和のしらべ
テーマ展示「JAZZが聞こえる 大佛次郎の昭和モダン」関連イベント
大佛次郎が聴いたであろう音を、手巻蓄音機で楽しむレコード鑑賞会。
ナビゲーターは、山手234番館のレコード鑑賞会でもおなじみの山本久子氏です。
(大佛次郎旧蔵以外のSPレコードも鑑賞します。)
【日時・プログラム】
2022年10月1日(土) 14:00~15:00 大佛次郎SPコレクション
♪ ショパン/円舞曲 ホ短調 セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
♪ ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー ポール・ホワイトマンオーケストラ ほか
2022年11月5日(土) 14:00~15:00 パリにあこがれて・・・そしてダンス
ルイギ/バラ色の人生 エディット・ピアフ(歌)
♪ ピッサロ/日本の真珠 ウェンスキャット・シンフォニアンズ
リクスナー/ 碧 空 バルナバス・フォン・ゲッツィ楽団 ほか
2022年12月3日(土) 14:00~15:00 クリスマスソングと世界の名曲
♪ シューベルト/アヴェ・マリア ローレンス・j・マンソン(歌)
♪ ラヴェル/ボレロ ラムルー管弦楽団 モーリス・ラヴェル( 指揮)
♪ ショパン/エチュード第3 番「別れの曲」 アルフレッド・コルトー(ピアノ) ほか
♪マークは、大佛次郎旧蔵SPレコードです。
【会場】 大佛次郎記念館 2階サロン
【使用機器】 ビクトローラ 1-90 型(1927 年)卓上型 (山本久子氏蔵)
※大佛次郎旧蔵品ではありません。
【参加費】無料(要観覧料)
事前予約不要です。直接会場にお越しください。
* 曲目は変更となる場合がございます。 あらかじめご了承ください。
* 鑑賞中も、会場内は、出入り自由となっております。
* 人数が多く密になるような場合には、サロンへの入場を制限する場合があります。
【お問合せ】大佛次郎記念館 TEL:045-622-5002(10:00 ~ 17:00) FAX:045-622-5071
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用の上、検温、消毒にご協力をお願いします。
※ 新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、予定を変更する場合がございます。ご来場の前に、ホームページ等で最新の情報をご確認ください。
- 会場
- 2階サロン