テーマ展示Ⅲ「大佛次郎『天皇の世紀』1555回の軌跡―取材旅行から絶筆まで」

大佛次郎が渾身の力を込め、維新期を描いた史伝の傑作「天皇の世紀」。朝日新聞社、「明治百年」の企画として1967年1月に始まった連載は、第1555回をもって、著者の病気のため休載となりました。70歳で連載を開始した大佛次郎は、病気で入退院を繰り返しながらも、歴史の舞台となった日本各地を積極的に訪れ、約1000点にも及ぶ史料に依拠しながら執筆を続けました。

1968年(昭43) 広尾、光林寺ヒュースケンの墓前にて

「明治150年」の今年、執筆から50年が経過したことを記念する本展では、「天皇の世紀」の魅力を改めて紹介します。取材旅行メモや随筆、また絶筆となった病床日記から、「書くために生きている」と思い定めて作品と取り組んだ、6年半にわたる軌跡をたどります。

1971年(昭46)京都御苑、明治天皇生誕の地にて

 

♪音声初公開♪ 「天皇の世紀」について語る大佛次郎の肉声をお聞きいただけます。(1972年(昭47)4月18日 演題「生地のままに」より)

会 期 :2018年11月17日(土)~ 2019年3月10日(日) (月曜休館・月曜祝日の場合は翌平日休館)

テーマ展示解説 :展示について分かりやすく解説します

         12/8(土)・1/12(土)・2/9(土)・3/9(土) 14:00~14:30

ミニ・ミニトーク:大佛次郎記念館~建築の魅力発見

          12/16(日)11:00~11:15    14:00~14:15

          1/19(土)・2/16(土)     14:00~14:15

 

会期
2018年11月17日(土)〜
2019年3月10日(日)
会場
2階ギャラリー
展示解説
12/8(土)、1/12(土)、2/9(土)、3/9(土) 14:00~14:30
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株式会社浦辺設計 株式会社ポンパドウル 横浜高速鉄道株式会社 大佛次郎研究会

11/24(土)講演会「鞍馬天狗のいない明治維新 大佛次郎『天皇の世紀』再読」

テーマ展示Ⅲ「大佛次郎『天皇の世紀』1555回の軌跡-取材旅行から絶筆まで」関連イベント

「天皇の世紀」50年記念講演会

鞍馬天狗のいない明治維新 大佛次郎『天皇の世紀』再読

大佛次郎の『天皇の世紀』執筆から50年を記念する講演会です。司馬遼太郎「坂の上の雲」や中里介山「大菩薩峠」に関する研究でも知られる成田龍一氏が、大佛次郎の”歴史の描き方”にせまります。

2018年11月24日(土)   午後2時30分開演(午後2時開場)

講師:成田龍一(なりた りゅういち) 歴史家・日本女子大学人間社会学部教授                        1951年、大阪市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。専門分野は、近現代日本史、歴史学。主な著書に、『司馬遼太郎の幕末・明治』(朝日選書)、『「大菩薩峠」論』(青土社)、『近現代日本史と歴史学』(中公新書)、『戦後史入門』(河出文庫)など。                                     

【講師の言葉】

大佛次郎の遺作となった『天皇の世紀』(1967年―73年、新聞連載。未完)。この作品は、大佛が精魂込めて描き上げた明治維新の歴史ですが、幕末のペリーの来航をきっかけにして起こった出来事のすべてが網羅されている、といっても過言ではない長大な作品です。現在刊行されている文庫版では、12冊に及んでいます。

このとき『天皇の世紀』はノンフィクションとして描かれており、これまでフィクションとして幕末維新期を扱ってきた大佛の作品とは、その様相を異にしています。大佛自身が作り出した架空の人物が、出てこないのです。鞍馬天狗も杉作少年もいない明治維新が、晩年の大佛によって記されました。いくらかややこしい言い方をすれば、「稗史(はいし)」から「正史」への移行です。

大佛は、なぜ、このように歴史の描き方を推移させたのでしょうか。このことを考えながら、あらためて『天皇の世紀』を再読してみたいと思います。

 

会場:神奈川近代文学館 展示館2階ホール                  <港の見える丘公園内 〒231-0862 横浜市中区山手町110>

料金       :800円(全席自由

※ 未就学児の入場はご遠慮ください。

※ チケット提示で、テーマ展示Ⅲ「大佛次郎『天皇の世紀』1555回の軌跡―取材旅行から絶筆まで」を1回ご覧いただけます。

 

【チケット問合せ先】大佛次郎記念館 〒231-0862横浜市中区山手町113 tel:045-622-5002

○ チケットぴあ:11月23日まで販売  Pコード:640313

  URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1840717

○ 大佛次郎記念館受付窓口:当日まで販売(10:00~16:30) 当日の会場販売はございませんのでご注意ください。

 ○ チケット郵送希望の場合・・・大佛次郎記念館へ電話申込みの上、郵便振替用紙に「11/24講演会」と明記し、住所、氏名、電話番号を記入の上、チケット合計額に送料82円(6枚以上は92円)を加えた金額をご入金ください。

【郵便振替口座番号】00230-6-1780  【加入者名】おさらぎ次郎記念館 

 

主催:大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

後援:大佛次郎研究会 神奈川近代文学館(神奈川文学振興会) 

会期
2018年11月24日(土)〜
2018年11月24日(土)
会場
神奈川近代文学館 展示館2階ホール
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後援:神奈川近代文学館/大佛次郎研究会

「大佛次郎×ねこ写真展2019」作品募集のお知らせ

「大佛次郎×ねこ写真展2019」は、「猫は、生涯の伴侶」と語り、生涯を通じて猫を愛した大佛次郎にちなんだ写真展です。

この大佛次郎記念館で開催する写真展に、あなたの撮った「ねこ」写真を展示しませんか?

写真に添えた一言(18文字以内)も、写真と一緒に展示します。

会場内で実施する人気投票と審査で各賞を決定、入賞者には賞品を進呈します!

 

■応募締切 : 2018年12月8日(土) 必着

■応募資格:アマチュアの方に限ります。

■応募点数:おひとり様3点まで。

■写真規格 :カラープリントまたはモノクロプリント・2Lサイズ(178mm×127mm)

■写真加工 :応募作品は、合成写真ではないこととします。

画像処理ソフトを用いて、画像の一部を消去、追加、又は合成する等の加工した作品の応募は不可ですが、色調補正や、解像度変更等の簡単な補正は可とします。

■応募方法:こちらの応募要項及び応募用紙を印刷し、写真にテープで貼付して下さい(写真1点につき1枚必要です)

 写真に一言(18文字以内)を添えられます。(省略可)「一言」は、展示時にハンドルネームもしくは氏名と共に、台紙に印刷します。

     ご送付(郵送・宅配便)もしくはご来館ください。

チラシ表面の印刷はこちらから

「大佛次郎×ねこ写真展2019」展示に関する案内

展示会期:2019.2.26(火)~4.14(日)

会 場:大佛次郎記念館

時 間:10:00-17:00 (最終入館:16:30) 4月以降10:00-17:30 (最終入館:17:00)

入館料 :高校生以上200円 (150円) 中学生以下無料

* ( )内は20名以上の団体料金

* 横浜市内在住の65歳以上の方は無料(濱ともカード等をご提示ください)

 * 毎月23日(市民の読書の日)と第2第4土曜日は高校生無料

 * 障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料(手帳をご提示ください)

休館日:毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)・3/11-3/15

平成28年度テーマ展示Ⅲ ロマン・ロラン生誕150年記念「大佛次郎とフランス(仮)」

会期:11月17日(木)~2017年3月12日(日)

明治末に日本に紹介され、人々に、そして大佛次郎に大きな影響を与えたロマン・ロラン(1866-1944)。学生時代のロラン翻訳から、愛妻に書き送った絵はがきまで、「大佛が愛したフランス」をたどります。