テーマ展示Ⅱ 大佛次郎の愛した舞台-バレエも、歌舞伎も

Jiro Osaragi: Passion for the Stage―Ballet and Kabuki

後援 横浜アーツフェスティバル実行委員会

(Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015 パートナー事業)

 Alexandra_D_Danilova

 アレクサンドラ・ダニロワ
1953年 来日公演パンフレットより

時代小説「鞍馬天狗」、ノンフィクション小説「パリ燃ゆ」などを執筆した作家・大佛次郎は、その生涯を通じ、オペラ、バレエ、舞踊、歌舞伎など様々な分野の舞台と関わりを持ち続けました。幕が降りればことごとく消えてしまう「瞬間の芸術」でありながら、大佛の脳裏には「消え失せぬ幻のように影を捕えている」数々の名舞台が存在しています。 本展覧会は、貴重な舞台関係資料ならびに自身の随筆や評論から、大佛が見つめたはかなくも美しい「影」を追い、和と洋の両面に通じた大佛だからこそ持ち得た、舞台へのまなざしにせまります。  新劇運動に参加し劇作家を志した学生時代から、脚本を手がけ国立劇場の理事を務めた晩年にいたるまでの足跡をたどり、舞台人・大佛次郎の情熱を探ります。

展示構成(予定)
1) 大佛次郎、舞台に立つ
2)  バレエ・リュス(1909-1929)の衝撃
3) 大佛次郎の描いた世界―昭和モダンと舞台
4) 新作歌舞伎の劇作家として
5) 日本舞踊を見守る目
6) これからの舞台芸術のために

 

●講演会 9/23「大佛次郎の世界 西洋と東洋、ことばと身体の十字路に立って」

    ※終了いたしました。

  • 講師:佐々木涼子氏 (フランス文学者・舞踊評論家・東京女子大学名誉教授)
  • 日時:9月23日(水・祝) 13:00~14:30

     

  • 会場:県立神奈川近代文学館 中会議室佐々木涼子氏
  • 定員:50名(応募者多数の場合は抽選)
  • 料金:500円(大佛次郎記念館への入館料込)
  • 応募方法:はがき、FAX、Eメールにて必要事項をご記入の上ご応募ください。

 ①氏名(ふりがな)②住所 ③電話番号 ④参加人数

  • 締切:8月31日(月)必着。 ※当落通知は9月10日頃にはがき、FAX、Eメールのいずれかで連絡
  • 申込み:〒231-0862 横浜市中区山手町113 大佛次郎記念館

 Eメールアドレス osaragi-oubo@yaf.or.jp(応募専用)

 ※「講演会 9/23」係と必ず明記してください。

―佐々木涼子氏 プロフィール―
フランス文学者、舞踊評論家、東京女子大学名誉教授。専門はマルセル・プルースト研究、舞踊論。幼少時よりクラシックバレエを学び、のち東京大学在籍中に日本舞踊を始める。身体と言語双方の表現手段を有する数少ない舞踊評論家の一人。著書は『ロマネスク誕生 プルーストの文学をめぐる七章』芸立出版 1991、『これだけは見ておきたいバレエ』新潮社 (とんぼの本) (瀬戸秀美写真) 1996、『バレエの宇宙』文春新書2001、『バレエの歴史 フランス・バレエ史 宮廷バレエから20世紀まで』学習研究社 2008など多数。ホームページ『佐々木涼子の部屋』http://sasaki-ryoko.info/

『鞍馬天狗』の作者はフランス革命に鋭い考察の目を向け、かと思えば歌舞伎やバレエに精通して、斬新な日本舞踊も考案しました。多岐にわたる創造活動を〈西洋と日本〉〈ことばと身体〉の座標軸を持つ二次元の視座からスタートして、時間を取り込んだ四次元、さらには多次元の宇宙として再構築することを試みる、ちょっと知的なゲームです。(佐々木涼子)

会期
2015年7月16日(木)〜
2015年11月8日(日)
会場
大佛次郎記念館2階ギャラリー
展示解説
毎月第3土曜日(7/18、8/15、9/19、10/17)15:00~
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協賛:株式会社浦辺設計/加藤一/株式会社ポンパドウル/横浜高速鉄道株式会社(敬称略)/大佛次郎研究会