フランス月間関連イベント「ポール・ルヌアールが描いた“ドレフュス事件”」

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スパイ冤罪事件である「ドレフュス事件」に関わる裁判を取材し制作した画家・版画家ポール・ルヌアール(1845-1924)による版画集「ドレフュス事件」(1899)より約10点を展示します。

展示期間 5月30日(火)~8月予定(延長しました)

 

護送車の前で Devant le panier à salade

 

ポール・ルヌアール(Charles Paul Renouard 1845-1924)

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランス人の画家です。

また、パリやロンドンなどヨーロッパ各地でルポルタージュの画家として人気を博していました。

同時代フランスには、印象派のピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir 1841-1919)もいますが、別人です。

 

版画集『ドレフュス事件 L’Affaire Dreyfus』(1899)

当時のフランス世論を二分し、社会をゆるがす大事件となったユダヤ系将校のスパイ冤罪事件「ドレフュス事件」を取材したものです。

74点のリトグラフから構成されています。