大佛次郎×ねこ写真展2017

大佛次郎×ねこ写真展2017「猫は、生涯の伴侶」~大佛次郎は猫を愛した作家でした~

- 2月22日 猫を愛した文豪の記念館に、600点以上のねこ写真が集結! ―

主催:大佛次郎記念館 共催:ジャパンクリエイト株式会社

 

小説「鞍馬天狗」「パリ燃ゆ」などで知られる、横浜生まれの国民的作家・大佛次郎(明治30年~昭和48年)は、大変な愛猫家でした。ともに暮らした猫は500匹を超えると言われています。

2月22日の「猫の日」から1か月間にわたり、大佛次郎記念館では「ねこ」をテーマにした写真展を開催します。当館でねこの写真を特集した企画展は初めての開催です。

ねこへの愛が溢れる大佛の文章・写真、一般公募のねこ写真600点超をお楽しみいただけます。 

 

見どころ その1 大佛次郎×ねこ~いまじねーしょん~

 小説「鞍馬天狗」の一節に、ねこの写真を組み合わせて展示します。様々なねこの姿と大佛文学の共鳴をお楽しみください。今回は「鞍馬天狗」の中から『角兵衛獅子』『銀煙管』『女郎蜘蛛』より展示予定です。

2016年11月に赤レンガ倉庫1号館で開催された「ねこ写真展」には、大佛次郎記念館もプレ展示として参加しました。下の写真は、そのの一部です。この時は『角兵衛獅子』の中の文章とコラボレーションしていました。

「ぼんやりと力のない目で往来を見ているのでした。」

「ぼんやりと力のない目で往来を見ているのでした。」

目を輝かせて、こう思いました。

「目を輝かせて、こう思いました。」

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「なんだい、大勢出てきたな」

「残されて一人になってから、その不安が、急に胸一杯に広がって来る」

「残されて一人になってから、その不安が、急に胸一杯に広がって来る」

見どころ その2 大佛次郎の視線の先の猫たち

 1930年代から1960年代の大佛次郎自身が撮影した写真や、大佛の猫への深い愛情が感じられる写真を選りすぐって展示します。

1937年 大佛次郎撮影

1937年 大佛次郎撮影

1936年 撮影

1936年 撮影

見どころ その3 一般応募作品の人気投票を開催!

 一般から公募した600点を超える愛らしいねこ写真を一挙公開。会期中、来館者による人気投票も実施します。(結果はHPで発表)

続々と集まっている写真の一例(その一)

続々と集まっている写真の一例(その二)

 

楽しみどころ   謎解き・クイズで館内のねこを発見!

当館では大佛が集めた置物などのねこコレクションも展示しています。館内を謎解きとクイズで巡りながら、ねこ探しをお楽しみください。

 

連携事業 Art Gallery山手で開催 第8回 猫・ねこ写真展

港の見える丘公園に向かう谷戸坂の中ほどにあるモダンな画廊が、Art Gallery山手です。ギャラリーでは、ポストカードの販売などもあります。

     PART1  2/  9(木)~2/19(日) 11:00~18:00(最終日は~17:30)
     PART2 2/23(木)~3/ 5(日)  11:00~18:00(最終日は~17:30)

≪会場≫ Art Gallery山手

≪料金≫入場料無料