大佛次郎没後40年記念 特設コーナー 大佛次郎の戦後

 大佛次郎(本名・野尻清彦 1897~1973)は、横浜市英町(はなぶさちょう)(現・中区)生まれ。 1921年(大正10)、鎌倉に移り住みこの地で終生を過ごしました。神奈川には非常にゆかりの深い作家であり、常設展「神奈川の風光と文学」でも紹介しています。
 大佛の代表作としてまず挙げられるのは、1924年の第1作以来、40年余り書き継がれた「鞍馬天狗」シリーズですが、ほかに現代小説、ノンフィクション、児童文学など多くの分野ですぐれた著作をのこしました。
 今回、その没後40年を記念して行う連携事業のひとつとして、特設コーナーを設け、大佛の幅広い創作活動について、特に戦後の作品を中心に紹介します。大佛次郎記念館の所蔵資料に当館蔵の資料を加えた約100点で構成し、その死によって未完となった畢生の大作「天皇の世紀」に至るまで、数々の作品に底流する、大佛の透徹した歴史認識と批評精神を伝えます。

※関連行事 文芸映画を観る会 「鞍馬天狗 黄金地獄」
(1942年・大映京都、1953年改修版/モノクロ・スタンダード/91分/16mm/原作:大佛次郎 脚色・監督:伊藤大輔)
 撮影:石本秀雄
 音楽:西梧郎
 出演:嵐寛壽郎、琴糸路、内田博子、ニーナ・テトロフ、原健作、上山草人
2014年1月25日(土)、26日(日) 13:30上映開始(13:00開場)
会場 神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員220名)
入場料 各日800円、前売700円(入場No.付整理券・自由席)
前売所 神奈川近代文学館ミュージアムショップ、なまためプリント
主催・問い合わせ 「文芸映画を観る会」事務局 TEL : 090-8174-7791

※同時開催
 ・常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第2部 芥川龍之介から中島敦まで」
 ・新収蔵資料展 2013年

会期
2013年11月30日(土) 〜 2014年1月26日(日)
会場
県立神奈川近代文学館